今年の頭にSOY CMSのサイトをリニューアルしたのですが、その際制作者向けの内容を思い切ってほとんどすべて削りました。同じ内容でも、サイトオーナーの立場に立った表現に書き改めました。

たとえば、HTMLの変更に強いということだと、「組込みがしやすい」ではなく「継続的なリニューアルがしやすい」と表現する、というような感じです。

 

誰のためのCMS?

http://www.calmtech.net/2012/05/29/aoit-report-20120526/

このような記事を読んだのですが、CMSベンダーの立場からだとこの問題はもっと複雑です。大抵の場合、CMSが導入される流れは下記のようなものです。

 

サイト閲覧者

サイトオーナー

制作者

CMSベンダー

 

だから、ベンダーの立場からは制作者を通して、サイトオーナーを通して、サイト閲覧者のためになることを考えなければいけません。純粋にお金の流れ、という点ではサイトオーナーの利益の最大化を、制作者を通して考えなければなりません。制作者が手に入れるお金は、サイトオーナーが得る利益の一部が分配されるもの(あるいはサイトオーナーが利益を得るために積む掛け金)と考えるのが自然だからです。

 

だから僕は今、CMSの導入というプロセスをこう定義しています。

 

ウェブマーケティングの再権限移譲

 

つまり、今まで企業のWebマーケティングを制作会社なりに委託していたのを、CMSの導入により企業内の担当者に改めて権限を戻す、ということです。

CMSを通じて投稿、公開されたコンテンツは閲覧者や検索エンジンにはテンプレートに直接書かれたコンテンツと区別なく扱われます。

なので、どこまでの部分を再権限移譲するかはケースバイケースでしょうが、CMSにログインしてコンテンツを編集する以上、その人はWebマーケティング担当者です。

担当者である以上基礎的なWebマーケティングの知識は持っていてほしいところです。ソーシャルメディアの重要性が大きくなっているとはいえ、SEOは外せないポイントです。SEOという言葉も知らなければ、どんなキーワードで記事を更新すべきか考えるということの大事さに考え至ることもありません。

さて、ここで考えてみると、業務でログインする度に見るCMSの名前をgoogleに突っ込んでみることをしない人にSEOを考えることができるでしょうか?

検索エンジンの使用は積極的なアクションです。何か知りたいことがあるから検索する。そういうことをする人の気持ちを考えられるのが、Webマーケティング担当者に求められるひとつの素質だと思います。

 

見つけてうれしいコンテンツ、残念なコンテンツ

 

なので、サイトオーナーの方、実際にCMSを操作する方がCMSの名前で検索をした場合のことを考えてみました。

制作しやすい、って出てくるのと、儲かる!って出てくるのとではどちらが嬉しいでしょうか?どちらがそのCMSを導入した制作会社に対して信頼感アップでしょう?僕は後者だと思います。

だから先に述べたように、CMSのサイトリニューアル時にはサイトオーナーの立場に立った表現にできるだけすべての内容を改めるようにしました。

これは制作者に背を向けて、サイトオーナーの方だけ向くようにしたわけではありません。結局そちらの方がみなハッピーだろう、と思いそうしました。

今のところ、問合せ数などの状況では大体良い方向に成果は出ています。

 

利益配当のバランスも、最初に、何のためのサイトなのか、プロジェクトの目標はなんなのか、ちゃんと意識を共有していればそんなに複雑な問題にはならないんじゃないかという気がします。逆に、そこがまとまっていないとプロジェクト自体遅延したり、炎上したりというリスクが増えるように思います。

その点、サイト制作時にはまず最初に、コンセプトメイキングと同時にSEOやソーシャルメディアマーケティングのプランをしっかり詰めるのが閲覧者像の想定を共有する意味でもいいのではないかと考えています。

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昨日、4月1日に新サービス「insecta.me」ならびに新商品「無農薬カブトムシ」を公開しました。

insecta.meは誰でも簡単に昆虫の出品、購入ができるショッピングサイトです。無農薬カブトムシはセレクトファームで農薬を使わず育てたカブトムシです。

無農薬カブトムシは3年前からずっと売りたいと考えていた渾身の商品です。4月1日に売り出したら、エイプリルフールネタだと思われてシェアしてもらえるのではないか?エイプリルフールネタとして盛り上がれば、実は本気だったんだよ!と二重にネタにできるのではないか?との思惑のもと、昨日を公開日にしました。

しかし、残念ながらこの思惑は外れました。ひとまず学んだエイプリルフールにWebサービスをリリースするときに注意すべきたった一つの大切なことをまとめておこうと思います。

 

誰から見てもすぐにネタと思ってもらえる作りでないと、ネタ扱いしてもらえない

 

無農薬カブトムシのサイトについて「『ネタなん? マジなん?』て小一時間悩みましたw」といった感じの素敵なコメントをいくつかいただいています。

http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/getnews/2012/04/2012-11.html

これらのサイトとサイトを比べてみるとわかりますが、エイプリルフールネタとして盛り上がってもらうには、だれが見てもエイプリルフールネタとわかる必要があります。パッと見て、ネタなのか本気なのか迷わせてはダメです。迷わせたら、アクセスはしてくれてもすぐにシェアしてはもらえません。

シェアしてもらうためには、下記のようなパターンである必要があります。ほぼすべてが、このいずれかです。

 

1.見ただけではっきりネタだとわかるようなサイト作り

ぐるナビウェディングさんのサイトなど、もっとも多いパターンです。

2.パッと見ネタかどうかわからないけれど、動線をたどればネタとわかるもの

土屋鞄さんのサイト等ですね。

 

エイプリルフールに見せかけて、実は本気のサービスだったよというものはほとんど見当たりません。。。そもそも難しいとこ狙いすぎたなというところですが、それでもやってみて、こうした方がよかったなと感じるのは下記の2つです。

・親切に「エイプリルフールに見せかけてるけど、実は本気のサービスなんだよ」ということをサイト上に明示する

・上記、1のパターンだと思ってもらえるくらいネタコンテンツを作りこむ

もう今年のエイプリルフールは終わってしまったので、今回の反省をもとに今後のプロモーションを行っていきます。

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本日、新商品「セレクトファームの無農薬カブトムシ」を発売しました!

ついでに、だれでも簡単にFacebookアカウントで昆虫を販売開始できるサイト「insecta.me」も公開しました。

この前自分でも見に行ったのですが、今セレクトファームではカブトムシが元気に育っています。もちろんセレクトファーム育ちなので無農薬です!

カブトムシ好きな方は無農薬カブトムシを、昆虫を売りたい、買いたい方はinsecta.meをよろしくお願いいたします!

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うちで制作の仕事をしているわけではないのですが、CMSの導入コンサルティングを通してかなりの数のサイト制作に携わらせてもらっています。

その中で、やりやすい進め方、そうでない進め方というのはやはり傾向があります。「実現したいこと」に関して関係者の意識が一致していれば一致しているほど進めやすくて、逆は同様に進めにくいです。

それを踏まえて、すべてのケースで当てはまるわけではないのでしょうが、僕として、多分こうやったら一番スムーズに進むんじゃないかなあと思うサイト制作の手順を挙げておきます。予算感としては小規模~総額500万円くらいを想定しています。

 

1.そのサイトで「何をしたいか」しっかり話し合う。

お問合せを増やしたいのか、イメージアップが目的なのか、純粋に顧客サービスのための情報配信なのか、そのサイトで「何がしたいのか」意識のすりあわせを最初にします。

2.どうやって目的を実現したいか、ストーリーを共有する

たとえば**というキーワードで来訪したお客さんはこういったコンテンツに反応するだろう、というような仮説を立てて(過去のデータを活用するのもいいかもしれません)、それを実現するプラン、ストーリーを共有します。

3.デザインを起こす

トップページと、問合せなど目的達成に直接つながる部分についてデザインを作成します。ビジュアルがないとなかなかイメージが膨らみません。目的、ストーリーの共有のためにはコンテンツの詳細を詰める前に雰囲気がわかるデザイン案があるのがよいと思います。必要であればワイヤーフレームを引いてもいいですが、要素が完全に洗い出されている必要はないように感じます。

4.コンテンツ一覧を作成する

本当は3.の前の方がいいのですが、それだとなかなかイメージが膨らみにくいと思うのでここに置きます。コンテンツはページにひもづく必要はありません。目的を達成するのに、こういう内容があったらいいな、という一覧です。プロモーション動画とか、お客様の声とかです。サイトマップと混同すると見通しの悪いサイトになります。

5.作れるところはHTML化して、サーバにアップする

この段階で操作ができるようになるので、だれでもはっきりとしたイメージを持つことができます。

6.足りないコンテンツを洗い出す

各ページレベル、サイトレベルで足りないコンテンツを洗い出します。ここは丁寧に。手を抜くと7の作業が終わりません。また3の段階で精度が低いと修正が色々入ることになります。制作にかかわるメンバー構成によってはサイトマップや画面設計書などが必要になる場合があります。

7.修正を加えつつ、残りの部分を制作

残りの部分を作っていきます。

 

たぶんちょっと変則的と思われるところもあると思いますが、「少しでも、より意識のすりあわせが大事なところから」並べてみました。そのため、あえて上記は発注者サイド、制作者サイドの視点は設けずに書いています。

ただ、デザインを先に作れというのは制作者サイドに重い話です。その辺をどうケアしていくか、結局のところ信頼関係をどう作るかというのが一番大切で難しい問題になるように思います。信頼関係があって、目的の共有がしっかりできていれば、制作上のコストと目的達成への貢献の度合いのバランスが悪い部分は削除していく、ということも可能になります。

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会社の引っ越しに伴い、新しい炊飯器を買いました。

↑こいつなんですが、今まで使っていた学生時代に買った安いやつとは比較にならない、おいしいご飯が炊ける。

会社用ということもあり、この炊飯器だって上級機種どころか普及価格帯のもの。それでもはっきりと違いが分かります。

そして、明らかにコメの消費量が増えた。

 

ほんと、コメの消費量を増やしたかったらいい炊飯器買うのに補助金出すのがいいと思うよ。よくわからない運動に補助出すよりよっぽど確実に効果的だと思う。

新成人が125万人程度だから、1年に進学や就職で一人暮らしを始める18歳前後の人は45万人くらい?とすれば、その人たちに2万円ずつ補助しても90億円。農業関係の補助金の総額から見ればほんとわずかな金額。しかも国内の電機メーカーも潤う。

いいことづくめだと思うんだけどなあ。

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SOY CMS公式サイトのリニューアル、まだ一部コンテンツが作りかけのところがあるものの先日やっと行えました!

公式サイト、2008年の公開以来一度も本格的なリニューアルをしておらず、またもともとの設計も全くちゃんとできていなかったため、つぎはぎ状態の非常に見通しの悪いものになっていました。載せる場所が無いコンテンツは右側の空白に無理やり表示したり・・・

どなたかの参考になるかもしれないと思うので、簡単に作業を行った手順を説明しておきます。

・最初に行った作業

当たり前なんですが、まずはサイトリニューアルに当たっての根本的な目的を確認しました。それは、「SOY CMSのユーザ獲得」と「既存ユーザに対する適切な情報発信」です。

キーワード「CMS」について、検索エンジンのアルゴリズム変更で他のCMSはかなり浮き沈みしている中、SOY CMSはGoogleでだいたい1ページ目の最後の方か2ページ目の先頭くらいの順位をずっとキープしています。現時点で平均表示順位9位(ウェブマスターツール調べ)です。そのうえ、より上位の検索結果にはSOY CMSについて言及していただいているWeb担当者フォーラム、@ITの記事が出てきます。

これらの経路から流入してくる方は当然ながら新規訪問である率が高く、サイト内での行動もノーリファラーでくる来訪者や「SOY CMS」等のキーワードによる来訪者とは大きく異なります。新規ユーザ獲得について、そこにどうやったらアピールできるかを考えました。

補助的には、現在会社のサイトへの流入の多くがSOY CMS公式サイトからなのですが、そのトップページに「制作会社向け」「サイトオーナー向け」と大きく書いたバナーを設置してクリック率を比較し、どちらの内容に興味がある人が多いかという点について参考にしました。

詳しくは別の機会に書けたらと思うのですが、今回のリニューアルでは制作者向けの内容は思い切って削り、コンテンツは原則サイトオーナーの方を向いた物にしています。

既存ユーザに対する情報発信については、一番大事なのはマニュアルの整備なのですが、これはまだできていないので改めてまとめます。

・デザイン・HTMLの制作前に行った作業

今回のリニューアルではデザインについてはさぶみっとコンペでコンペを開催させていただきました。そのため、どのようなデザインにすればいいかこちらである程度資料をまとめる必要がありました。

1.ざっくり掲載しなければならないコンテンツをリストアップする

メニューの構成は厳密には後で決めることにしていたのですが、グローバルメニューがどの程度の項目数になるのかは把握する必要がありました。また、過去のアクセス解析等の情報からSOY Appの認知度が十分ではないこと、事例を知りたいというニーズがエンドユーザ、制作者双方から多かったこと、SOY CMSを使用した制作に対応できる制作者の方を紹介してほしい、というお話が多かったことから、SOY Appのサイトを公式サイトに統合すること、事例紹介ページを設けること、制作会社紹介ページを設けることを決めました。

2.トップページを起点にした動線設計を行う

トップページからの流入に対する動線はざっくりとですが事前に設計しました。まだ今の時点でコンテンツが揃っていないところもあるのですが、主に目指したのはファーストビューでコンセプトを伝えること(その上で内部のページのコンテンツを見ていただくこと)と、SOY Appなど拡張機能に関する認知をしてもらうことでした。

・デザイン・HTMLの制作前に行わなかった作業

逆に、サイトマップ、厳密なメニュー構成の作成は行いませんでした。これは、コンテンツの種類、量とも多く未整理だったため、「どう見せるか」について実際にある程度サイトを組み立ててみないとわからなかったためです。時間をかければ済むというところもあるのでしょうが、それをしていると発注するのも遅くなってしまいます。

この状態で、下記の通りコンペを開催しました。

http://compe.submit.ne.jp/request/show/59

そして、採用させていただいた方にリストとか囲み記事とか一通りの要素のある内部ページのパターンを作ってもらい、HTMLコーディングを発注しました。

・HTMLテンプレート完成後にした作業

この時点で出来上がっているものは、トップページ以外はただの骨組みでコンテンツは全くありません。

1.載せるべきコンテンツが決まっているページについて、HTMLファイルのままコンテンツを流し込んでみる

まず、出来上がったHTMLを用いて、だいたいどんな感じになるのか掲載したいコンテンツについてテンプレートの中のどのマークアップに対応させるのが見やすいか考えながら流し込みを行ってみます。具体的には「動作環境」のところでした。ここでひとまずの雰囲気がつかめます。

2.SOY CMS上に必要と思われるページをいくつか作る

「動作環境」のほか、「拡張機能」や「特徴」など、作成が決定しているページをSOY CMS上で追加、テンプレートの組込みを行いました。この時点ではヘッダーやグローバルメニューなどのサイト全体での一元管理化などは行っていません。

ここで気を付けるのは、追加するページを標準ページ(URLひとつで固定のページ)かブログページ(記事の投稿に従い自動的にアーカイブやパーマリンク先のURLが生成されていくページ)かどちらで作るか、ということです。拡張機能はSOY Appの詳細ページ

http://www.soycms.net/extentions/app/SOY_Shop

等を作るためブログページにしていますが、特徴などは1ページ限定で将来的な追加も頻度高くは発生しないと思われるので標準ページで作成しています。制作について、は現時点では1ページだけしか作っていませんが、制作会社リストを追加する予定なのでブログページで作成し、トップページだけを設定、使用するという状態になっています。

3.記事を投稿してみて、調整を行う

まだサイトの制作としては一部のページしかできていない状況ですが、できているページについてはコンテンツの投稿等も含めて試しに操作してみることが可能になります。なので、SOY Appに関するコンテンツ等を流し込んでみて、見やすさ上一覧部分の表示件数をどうするかなどを検討しました。本当ならローカルメニューはスクロールに合わせて移動などした方がよいかなとは思うのですが、それはまた改めて改善していくことにします。

この工程では、マークアップも見やすく区別のつきやすいように適宜変更しています。(見出し、本文としていたところを定義リストに変えてみる等)

これは下記のようなことが簡単に行えるSOY CMSならではの作業です。

4.既存サイトのコンテンツについて、どういう単位の記事に切り分けるか考える

ここまでの工程で、運用イメージとページの構成パターンは決まります(逆を言えば、それらはこの段階までちゃんと決めていません)。それに従って、ほかのページを作っていきます。ただ、ここではページの追加よりも先に記事についての検討をおこないました。たとえば「リリースノート」など、旧サイト設計時には想定しておらず、後から無理やり追加されたコンテンツが存在しています。それらについて、どういう単位で整理するのが見通しがいいか考え、カスタムフィールドやカテゴリー分けの設定などを行いました。

記事の追加→テンプレートの設定→記事の構成やマークアップに関する修正

という手順で試行錯誤を繰り返します。

5.ローカルメニューの修正

ローカルメニュー(内部ページの左カラム上部のメニュー)はこの段階で決めていきました。記事の流し込みをした結果、ローカルメニューはページ内リンクにするところとアーカイブのページにするところと二種類に分かれています。

また、動作環境のところのサーバの選定に関してはわかりやすい図があったほうがいいだろうということで、ローカルメニューと同等のナビゲーションになる画像を作成、設置しました。

http://www.soycms.net/requirements

6.サイト全体での共通部品のくくりだしと設定

ヘッダやグローバルメニューなどをサイト全体で共通管理できるよう、くくりだしの設定を行いました。なぜこの段階化というと、SOY CMSには全ページの設定を一括で変更する機能があるので、ページが出そろってから作業する方が一度に操作ができて効率がいいからです。

 

以降も細かい修正は続くのですが(もちろん公開後もです)、ざっとの流れはこんな感じです。まとめると

・まずは大枠を決める

・以下の内容を繰り返す(情報の配置設計はこの段階で詰める)

- ページの追加

- コンテンツの流し込み

- 見せ方の改善

・仕上げを行う

という手順です。事前にはあまり設計を厳密には行わず、CMSの組込みを行いながら整理していったというところがポイントなのですが、そこでの検討の詳細については長くなるのでまた改めて書きたいと思います。

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今セレクトファームでとれているブロッコリー、このサイズ、この質感!

これが無農薬、無化学肥料栽培で収穫できています。気になる方は↓をご覧ください!

セレクトファーム

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昨日の情熱大陸の山田淳さんのインタビューをみて、

自分がなすべき仕事は何か?

ということについて改めて考えさせられています。

つきつめていくと、原点に戻るのかなと思います。

僕の原点は、「人と人、人と機械とのコミュニケーションに関して考えること」だと思っています。

現在、SOY CMSやSOY Shopといったソフトウェアを開発していますが、これらは情報発信者と受信者とをつなぐ、「情報の経路を整備するための道具」です。どのような仕組みがあれば、発信者は受信者にわかりやすい情報を、簡単に伝えられるか?そのために作られているものです。

そして情報の伝達が重要な場面は二つあります。自社と、お客さん。そして、自社内。前者はマーケティングの領域で、後者は業務効率改善の領域です。

この二つのうちどちらが専門か?と言われたら、後者です。今の会社自体、もともとは在庫管理システムや予約管理システムといった業務系のシステム開発を行っていました。最近でも、ちょうどやまどうぐレンタル屋さんへのSOY Shopの導入は売上向上よりも業務効率改善のほうを主眼にしています(くわしくはこちらの記事などをご覧ください)。

ただ、マーケティングに関するノウハウも、幸い多くのSOY CMS導入事例に携わらせていただいた結果、かなりたまってもいます。そして、突き詰めればどちらも、先の「情報をうまく伝達すること」という点で交差するんではないかと感じています。

今はマーケティングと業務効率の改善は別々のものとして扱われているように思いますが、そこをうまくつないでいきたいです。

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すっごく間接的な形ですが、Web Designing 2011年 10月号 に僕の写真が載っています。同誌に顔が出るのはたぶん前回のDotFes以来です。

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今、友人の著作「出稼げば大富豪」シリーズを読み直しているのですが、その中に「人を儲けさせることを徹底的に考える」という話が出てきます。

これは、できているかどうかは別にして僕も同感です。そもそも、今会社で開発している製品「SOY CMS」なんて、それができないと存在自体価値がない製品です。

CMSの直接のユーザは制作会社さんであったりシステム開発会社さんだったりします。

どうやったら彼らが儲けられるか?

次に、彼らのお客さんを考えます。それはメーカーであったりサービス業であったりします。今の時代Webの活用が全く関係ない会社というのはほとんどないといっていいと思います。

そういった方をまず儲けさせられないといけない。

さらにその先もあります。Webサイトを見る方たちです。よい情報がよりわかりやすい形でWeb上に出てくるのは、多くの人の幸せにつながります(疑問を持つ人もいるでしょうけど、そこはおいておいて)。

そんな製品なので、それを作るうえで誰のためのものか?ということをちゃんと考えるということがすごく重要です。これは、その(相手のことを考える連鎖の)流れに乗らない機能は作らない、という指針にもなります。

SOY CMSのサイトのリニューアルを計画しており、デザインを公募することにしました。

http://compe.submit.ne.jp/request/show/59

この機会に、サイトのコンテンツもそのあたり、考えていることがわかるものに入れ替えようと思っています。

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