また神戸ITフェスティバルのお話なのですが、このイベントでは自分のセッションとは別に45分間、(残念ながらスケジュールの問題で参加できなかった阿部さんを除く)当日のスピーカー全員での座談会がありました。それがなかなかうまくいって、すごく面白かったです。

CMSのイベントで最後に座談会、というのは何度も経験しているのですが、これが難しいのです。

結局皆自分が関わっているものが一番いいと思っている上、機能面の質問などがあれば(非常に良くあるのですが)回答はできるよ、できるよばかりになってしまう。そんなことが何度かありました。

その点(来場者の方のお話を聞けてないのであくまで登壇者視点の感想ですが)今回は非常にうまくいったのでは、と感じています。

ブレン中本さんがうまく取りまとめてくださったのはもちろん、事前に登壇者全員で上記はじめ色々問題意識を共有できていたので、

「なぜ自分はそのCMSに対して現在のアクションをとるようになったのか(CMSを使い出したのか・コミュニティに参加しだしたのか、もしくは開発を始めたのか)」

という点に集中できました。ほかの方のお話をお聞きしてもとても面白かったので、たぶん来場者の方もそう思ってくださっている、、、と信じます。

事前の打ち合わせの時点で、これは言うか迷ったのですが、「他のCMSは使ったことはないし、全く興味がないです」ということを正直にお伝えしたところ、賛同、理解いただけたのが僕としては大きかったです。

よくほかと比べてSOY CMSの良いところを教えてください、みたいな質問いただくのですが、他、全然知らないんですよ。もちろんセールス上ちょっとは調べたりしていますが、仕事で使うことはまずありえないですし。

なので、たぶんそういったことはユーザの方のほうが詳しいと思います。

僕がアピールできるのは「こういう問題を解決したくて作ったものです!」というだけです。でも、結局そこがCMS選定の上で一番大事なところだとも思うのですよね。僕が解決したいと思った問題と同じことで悩まれている方には、たぶん一番の解決方法になるでしょうから。

それはどんなCMSでも一緒でしょう、ということで、上記のテーマに沿ったお話にしよう、という形にまとまりました(僕の中の理解では)。

よくCMSの比較表で機能が並んでて、○×がついているようなものありますけど、ああいったもので選択するのってすごく残念な結果につながると思います。だって結局手間かけたら何でもできますもん(そうでもないパッケージもあるのかもしれませんが、、、)。

もちろん開発者の想定外の使い方をしたら大変便利だった、ということはあると思います(SOY CMSの場合、実際結構そういう話は聞きます)。でも基本的には、ポリシーとかビジョンとかで決めるのが一番確かだろうな、と思います。


今回皆さんのお話をお聞きして、自分自身どういう問題意識を持っていたのか?よりしっかりと言語化できたように感じています。

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先週金曜日は神戸ITフェスティバルにて、CMSに関するセミナーに登壇させていただきました。


最近はワークフローの改善、特にラピッドプロトタイピングのお話を本当に良く聞くようになったなあと思います。


そのあたりのことについては以前から何度か書いていますが、僕らはというと自社サービスなどのデザインを作る場合、大体の枠組みと各パーツ(見出しとかリストとか良く使うHTML要素のパターン)だけデザインを作成してコンテンツを流し込みつつ修正していくという手法をかなり以前から採用しています。


セミナーでもお話させていただいたのですが、「開発の少しでも早い段階でユーザテストに入れる」ワークフローの実現というのが、SOY CMSのそもそものスタートです。ただ、その重要性の高まりと、実現するための環境の整い方にはここ2、3年だけでも隔世の感があります。

価値を生む工程と生まない工程


理由は言うまでもないですが、デバイスの多様化とレスポンシブデザイン、CSSフレームワークの普及です。


SOY CMSの場合は、管理画面についても、同様のワークフローで入れ替えができるようになっているので(単に入力項目を変えるだけではなく、画面遷移、一覧の表示方法、全部完全に新造することが可能です)、最近かかわったお仕事のうち要件が複雑なケースでは、最初の打合せの最中に管理のイメージがつかめるモックアップを作ってしまう、ということをやっています。


今までの経験からすると、ある程度規模のあるサイト(一般的なECサイトを含む)だとサイトの表現をどうするか?という問題より、運用・管理が現実的な手間で可能なのか?ということが非常に重要になってくると感じています。そこがクリアされていないとCMSを導入しても全く活用されない。


場合によってはここまで簡素化を考えないといけなかったりします。

SOY Listで常に新しい商品情報を


なので実際にその管理画面で運用が可能なのか?早い段階で確認を行うのが重要だと感じています。具体的には、その業務専用のSOY Appを作ってしまう、という方法で対応しています。

SOY Appでレンタル業務の拡張


多様なデバイスに対応する必要って、公開側だけではないと思います。たとえば上記のケースなどでは、管理画面をタブレットで、倉庫で作業しながら操作できるだけでどれだけ楽になるか。


来年はSOY CMSの開発コミュニティを広げていきたいと考えています。まずはこのSOY Appを作れる方を増やすところから入ろうかと思っています(運営側、制作側ともに大きなメリットを感じていただけると思うので)。


近々(出来たら年内!)京都で開発勉強会を開けたらと思っています。ご興味ある方はご連絡ください。こんな業務を楽にしたい!みたいなお題が集まれば、半日くらいで実際にそれを作って動かすところまでハンズオンで説明させてもらえたらと思います。うまく行きそうだったら全国に広げます。

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