過去、現在と両方やってきた経験から自社サービスの開発と受託開発とでは結構いろいろ違うと感じている。

結果と過程とどちらが大事か。どういうシステムがいいシステムか。評価の指標自体結構違う。

だから求められるマインドも違う。実際に使う技術は一緒でも。

 

受託開発しながら自社サービス作って軸足を移していくって、よく言われる計画だけど、実際に成功させている会社が稀有であることの大きな理由の一つがそこにあるという気がしている。少なくとも資金面での問題より大きいと思う。

たとえば、受託開発だとどうしても減点法が支配する。斬新なコンセプトはなかなか受け入れられない。不具合があればクレームになるけれど、将来の拡張性を考えたきれいな構成にしても加点されない。加点をもらおうと思えば機能の多さが求められる。その中で高い評価を得ようとするマインドで「いいものをつくろう」と考えて自社サービス/システムを作っても、おそらくそれはうまくいかない。

でも、本来であれば受託開発でも結果につながらないとダメなんだ。ただ現実問題としてそこはなかなか収益につなげにくいという問題がある。

その点、これからは変わっていくんじゃないかという気がしている。だから、SOY CMS等のサイトの記述も、過程より結果を意識したものにこの春頃に入れ替えた。

9月はいろんなサービスのリリースラッシュになりそう。気を引き締めていこうと思う。

このエントリーをはてなブックマークに追加

現代はコミュニケーション崩壊の時代だ、っていう話を聞く機会があったのですが、僕は今ほどコミュニケーションが豊かにとられている時代は無いと思っています。

今は仕事をしながらでも、ふとFacebookやTwitterをのぞいたらいろんな人の投稿が見えて、気になったものには返信して、それにまた返信もらって、というのが当たり前にできます。

そしてそうやってやり取りしている人にはオーストラリア人もいれば韓国人もいれば50代、60代の人、高校生、中学生もいて、非常にバリエーション豊かです。そのうえそのつながりはオンラインだけじゃなくて、オフラインにも続いている。いい意味で境界があいまいになっている(本来境界なんて無いんですが)。

そんなの昔は絶対なかった(15年前くらいにはあるにはあったけど、ごく限られた人たちのものだった)。

確かに近所づきあいなどは減っているとは思いますが、考えてみれば「特に共通の話題も興味もなくただ地域という枠のためだけにとっていたご近所さんとのコミュニケーション」と「何かしらのつながりのあるコミュニケーション」とではどちらが豊かでしょうか。

前者の方が大切という人がいるのはわかるけど、僕は後者の方が好きです。見ず知らずの近くの他人よりも、たとえ直接会ったことさえ無くても何かつながりがあって何度か会話したことのある人の方が、困っているという話を聞けばより強く助けたいと思います。

思えば学校ってすごい場所です。育った環境や能力、好みなど全く違う何十人もが毎日同じ部屋に押し込められて同じ目標に向かわされているわけで、ストレスがないわけがない。いじめとか起きるのは当然です。それが大人になったら、苦手な人とはうまく距離を取って付き合えばいいし、付き合う以上何かしらお互いに価値を感じてそうしているのだから、気楽なものです。

これは田舎から都会に人が出ていく理由の一つでもあります。都会の方が田舎より気楽。

そのことを嘆いても、多くの人が現にそう感じて、そう行動した結果として今があります。

そして「強制されたコミュニケーション」を拒否した結果、多くの人は「自ら選択したコミュニケーション」を昔の人には想像できないくらい活発に行っている。

10代も前半のときから世界中のいろんな人と普通に会話できるってすごいですよ。この点に関して、もっと現状が高く評価されていいと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんな記事見たのでもういっちょ就活ネタで。

意識の高い学生wwwはなぜ嫌われるかって、しょせん「意識の高い学生」だから。

意識高いんだったら本当に突き抜けちゃって、社会人としてもすごいと言われる実績残すとかしてしまえばだれも何も言わない。

学生の範囲でやれることだけをやって、それで鼻を高くしているから滑稽なんだ。

でも、すごいといわれることなんてしなくていい。

社会人になってそれまでと一番違うのは、生活の糧を自分で得なければならない、つまり誰かに価値を提供して、その対価をもらうってことをしないといけないってことだ(というか、多分それが社会人の定義だと思う)。そしてそこには競争があるってこと。

学生時代からそれだけちゃんと意識していれば、多分意識の高い学生wwwにはならないと思う。

このエントリーをはてなブックマークに追加

そろそろ2012年卒の人の就職活動のシーズンから、2013年卒の人のシーズンに移りつつあるけど、多くの人にとっては初めての社会との本格的な接点だけに、絶対やっちゃいけないことを皆がやっているというおかしな状況が観察できて面白いです(なんて言ったら怒られるか)。

まず、とにかくノウハウ本は信じちゃいけない。ノウハウ本というのはノウハウ本が売れるように書かれるものであって、読者がうまく行くように書かれるものじゃないから。

たとえば、これは実際に何十人か面接してみる側に立てばわかることなんだけど、それだけの人数、全員のことなんて絶対覚えちゃいない。だから枠が少ないと、自然覚えている人の中から選ぶことになる。

となると、無地の紺のスーツを着ている人と、目立つ色のスーツを着ている人、どちらが有利だろうか?

もちろん固い会社でそれだけでダメってとこもあるだろうけど、大抵の会社のドレスコードは「そこの社員さんが普段している服装」。その枠に入ってさえいれば、ちょっとでも目立つ方がいいに決まっている。特に女子だと大抵の職場はかなり緩くて、むしろリクルートスーツみたいな恰好で仕事をしている人なんてほとんどいない。

でも、こういったことはノウハウ本じゃ書きにくい。だって、それじゃダメって会社もあるにはあるから、書いちゃうとお客さんが限られるし、ダメだった、責任とれ!みたいなクレームついたとしたら、皆が書いてること書いておく方が安全だから。ありきたりの格好をしていて、それが原因だから落ちたって指摘を受けることはまずない。

基本的にノウハウ本というのはこういうウソの塊と思っていい。参考にしていいのはメールとかの挨拶文面くらいか?

もう一つは「内定者の話を聞くこと」。内定者なんてただの学生なんだから何にも知らない。でも、ひとつ壁を越えたところにいると思っているから(それ自体はまあ嘘ではないんだけど)、自分の成功体験を語りたがる。その成功?がたとえ紙一重で得られたものだとしても、そんなことは知らないから自信満々にこうしたらいいよ!と後輩にアドバイスする。そんなの聞くだけ無駄どころか、有害。内定者の人は後輩に自慢してる時間あったら、自分が社会に出る準備した方がいいよ。

 

この二つを「しない」だけでも、だいぶ状況がよくなる人は多いと思う。

 

じゃあ何をしたらいいかというと、身近な社会人に話を聞くこと。それも、興味のある業界にいる人、採用権限があるとか採用プロセスにかかわっているとかそういう人であればなおいいです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
First  1  Last