プロフィール
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古荘貴司 - 株式会社日本情報化農業研究所
代表取締役 - 趣味:
スキューバダイビング
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アーカイブ[2010年2月]
オープンソースソフトウェアの収益源
一昨日は高松で開催されたCSS Niteでお話をしてきました。高松の皆さんありがとうございました!うどんおいしかったです。
さて、表題の件ですが、今でも非常によく「収益はどうしてるの?」と聞かれます。前にもブログでは書いたのですが、再度書かせてもらいます。
現在一番大きいのはSOY CMSのカスタマイズ・導入支援です。
ユーザの多くが利用できるような機能はできるだけ標準で盛り込めたらと思っているのですが、その案件独特の仕様に関してはプラグインひとつ5万円とかでおつくりしたりしています。
また、制作会社さんで普段作ったことの無いような種類のサイト構築の依頼があったときに、設計レベルから組込みまで、一部もしくは全部の工程でお手伝いさせてもらうというケースもよくあります。
SOY CMSの導入事例も、多分数千という単位にはなってきているはずです。多分(OSSという性質上、なかなか数字が把握できないんです)。なので、上記のような依頼は結構な頻度で頂戴することができています。
また、各種Webサービス・Webシステムに動作コアだけ納入させてもらうこともあります。この場合は、受託開発としていくら、というケースと売り上げの何パーセント、という成果報酬型でさせていただくケースとがあります。
あと、普及したら有償化するんじゃないの?ともたまに言われるのですがそれはまったく考えていません。今後いかなるバージョンアップがあったとしても、本体を非OSS化するということはありません。その点は安心してください。それやっちゃうと何のためにOSS化したかわからなくなってしまいます。うまくいっている(=先述のような収入源も安定している)状態で非OSS化するなんて本末転倒です。
京都は起業文化が盛んですねって言われるけど
全然そんなこと無いと思う。他は知らないから相対的な話としてはなんともいえないけど。
大学の同級生のほとんどはめちゃくちゃ考え方保守的だったし、起業起業とか言ってた人でも結局本当にアクション起こす人はほとんどいなかった。
起業サークルとかあるでしょうともいわれるけど、そもそも本気で何かやりたかったらサークルなんて作らないよ。そんなことしてる時間あったら実際に事業起こすと思う。
iPhoneとツイッターで会社は儲かる!
昨日はEC Studio 山本社長の出版記念パーティに参加させていただきました。
山本さんには色々お世話になっているのはもちろんなのですが、本書の中でも触れていただいていますが、出版に際してちょっとだけご縁があった本なので予約の状況が良いようなのはうれしい限りです。
で、出版記念パーティでは発売前の本をお土産にいただきました。夜の飲み会でもまた頂戴したので、あわせて2冊、彼女ももらっていたので計3冊あります笑
内容も一通り読ませていただいたのですが、EC Studioさんの取り組みが色々とよくわかる内容になっています。タイトルはiPhoneとツイッターですが、それを超えたIT経営への思いが伝わってくるので、良くある流行ものをあつかっただけのビジネス書というよりは、もっと一般的な内容の本だと思ったほうがいいです。
ぜひ一度ご覧になってください。
せっかくなので僕個人としてのTwitterとiPhoneについての考えをちょっとだけ述べたいと思います。
Twitterについてはリリースすぐに一度アカウントをとっていたのですが、何が面白いか全然わからず、ずっと放置していました。ちゃんと使い出したのは2008年の春ごろだったと思います。復帰のきっかけは周りでTwitterユーザが増えてきたからです。
会社での利用状況はというと、社内に関しては今のようにはやる前から皆、全員が使ってたようです。もともと会社のカルチャーとして何でもオープンな感じなので、そこで何か変わったことがあるかというとよくわかりません。ただその点よくよく考えてみると、コミュニケーションのとり方としてTwitterは革新的なメディアだとは思うのですが、確実に以前から存在している流れの延長線上にあるものなんだろうと感じています。どういうことかというと、公私、自他、仕事と仕事以外、私生活と私生活以外、社内と社外といったあらゆる境界をあいまいにする、インフォーマルなコミュニケーションの領域を拡大させる、という流れです。
Twitterでは何気ない、意味の無い情報を気兼ねなく流すことができますが、昔参加していたMLなどでもそういった運用をしていたものがあります。どうでもいいことを友達にメールする、返信も(あんまり)期待しない、というのは30歳以下くらいの世代だったら多分経験してると思います。程度の差はありますが、向いている方向は同じでしょう。
この流れ自体は多分決して新しいものではありません。むしろすごく古いもののようにも思います。ただ、昔だったらコストがかかっていたものが安くできるようになった。形に残る、文字によるコミュニケーションが主体になった。時間の制約が減って、業務時間内にも入り込んできた。
だから、Twitterの導入で会社が変わるというよりは、会社(というか社会)が今後どんどんあいまいさの海の中に溶けていく必然の中でリリースされ、流行したのがTwitterなんだろうと思っています。
なので、結局考え方の順序だけの問題なのですが、会社のメンバーのアカウントは個々人のごく私的なものだという認識をしており、それを会社の活動に活かそうとは考えていません。私的な活動が、結果としていい方向に向かう力になればいい。社内でお互いのアカウントを知っている必要も無いと思っています。
iPhoneに関しては先日、社内での普及率が50パーセントを超えたのですが、僕はずっと買わないつもりです。理由は、一般の人の視点からできるだけ離れないようにするため。もちろん普通の携帯もiPhoneも両方持つという方法もあるのですが、普通の携帯しかもっていない人が大多数である以上、持たないにこしたことは無いと思っています。Twitter利用なんかもそうなんですが、僕らみたいなポジションで仕事をしていると(悪い意味で)「進みすぎてしまう」ということが良くあります(先に述べた内容は、会社がTwitter流行前からTwitter的コミュニケーションが当たり前だったからこそ言えることです)。ごくごく一部の人の中でしか常識になっていないことを常識と思ってしまう。それを避けるためには、社内で一人は素人がいたほうがいいでしょう。
そう、TwitterとiPhoneでは僕は逆の視点で考えているんですよね。人が道具を選ぶか、道具が人を変えるか。
自分にとって何が「当たり前なのか」把握するってことが結局一番大事なんだと思います。
社会に適応していく上で変化が必要であれば、道具を使うことによって人の側が矯正されることがある。今後もますます加速するコミュニケーションのカタチの変化の上で、iPhoneとTwitterはわかりやすいアイコンだったなと振り返られる日が来るんでしょう。
【ベンチャーナウ300】に選んでいただきました!
【ベンチャーナウ300】に選んでいただきました!
http://www.venturenow.jp/venturenow300/
http://www.venturenow.jp/venturenow300/vn300list_02.html
リストには知人・友人・お世話になっている先輩の会社もたくさん載っているので見ていて面白いです。今は一緒に並べられるのが申し訳ないところも多いので、がんばっていかなきゃなあと思います。
ユーザ中心設計はユーザ中心開発を伴わないと真価を発揮しない
ユーザ中心設計って、
いかに早い段階でユーザのニーズと、実際に出来上がるサイト・システムとのギャップを明確化し、縮小するための手を打つか。
ということに尽きると思っています。
ただ、ギャップがゼロになることはありえません。どんなに設計をうまくやっても実際に動くものを見たら「ここにはまだ改善の余地があるなあ」ということはままあることです。なので、努力は実装工程に入った後も続けられないといけないし、設計工程もできるだけ実装的でなければならないと考えています。
ペーパープロトタイピングもいいんですが、今後動的な構成がますます当たり前になってくると、実装がないと素人の想像力で補完しきれないというケースは増えてくるでしょう。
そうなったときには、いかに簡単にUIを実装できるか、それをいかに簡単に入替えられるかが重要になります。
近いうちにここ3年くらい取り組んできた実装フローの改善手法を外部に公開していける(フレームワークのソース自体はSOY CMSの中身として2年前に完全に公開してるんですが。。。)機会ができそうで楽しみです。
「使いにくさ」がネックになって浸透してないものってたくさんあると思う
「使いにくさ」がネックになって浸透してないITツールってたくさんあると思う。
僕らがどこまで使いやすさを実現できているかというと、まだまだ改善の余地が山盛りなんだけれども、少なくともそれを重要視して改善していこうとは本気で考えてる。
でも、開発者でそういう姿勢の人、より正確に言えば、自分にとっての使いやすさと他の人にとっての使いやすさの差を客観視できてる・しようとしている人って多くない。
一般に、エンジニアが仕様を決めるとどんどん「一度理解してしまえば便利だけれど、最初の理解までが難しい」ものになってしまう傾向があるように思う。それじゃどんなにいいツールでも浸透しないこともある。
前もブログに書いたけど、動作そのものより使い勝手って大事だと思うんだ。
この視点でできることってたくさんあると思う。貪欲に探していきたい。
食わず嫌い
食わず嫌い。
食べ物でも良くやってしまいます。
最近だと、マンガ、アニメなど、なんとなく苦手な系統だから興味ないや、と思っていた作品を読んで・見てみて、「もったいないことしてた!」と感じることが良くあります。
それはまあそんなに実害は無いのですが、経営者として事業内容についても同じようなことをやってしまうことがあります。昔、今の会社を立てる前には「ITの仕事は絶対にしない」となぜか食わず嫌いをしてしまっていました。今思えば意味わかりません。
会社としてプラスになりそうなら、どんな可能性もちゃんと検討をしていきたいものです。
まあ前にも書いたとおり、客先常駐とかデザイン中心のWeb制作案件取るとか、そういうことはちゃんとやらない理由があってやらないのでいいんですが(制作案件については、SOY CMSを使ってサイト作りたい方にはいい制作会社さんをご紹介することもできますので、ぜひ一度お問い合わせください。うちがフロントに立つ仕事を増やす気は無い、というだけです)。
ここ1年くらいで、食わず嫌いしてて損したなあと思った作品
アジア人男性と西洋人女性
ネタ元
僕は、身体的要因は馬鹿にできないというか、背景として極めて大きな部分を占めるんじゃないかと思います。
ごく個人的経験で一般化はできないのですが、昔一人旅をしていたときに、夜行列車で重い荷物を棚に上げるのに苦労していたところ、白人(たしかドイツ人)の女の子がひょいとそれを棚に上げてくれたということがありました。
もちろんありがたい話で悪い気はしないんですが、それじゃあいろいろと無理なこともあるよねえ。
で、めっちゃ偏見をベースに体格を基準に男性的、女性的、頑強、華奢なんて軸で並べてみました。女は左側を、男は右側を異性として認識する傾向があるとしたらアジア人男性と西洋人女性のカップルが少ないのは仕方ないように思います。

ちょっと一緒にはできないんですが、同じ年ならアジア人のほうがだいぶ若く見られます。男性と女性では女性のほうが年長者好きは多い気がするので、それもあるかも、と載せておきました。
もちろんこれは全部偏見です。なんの裏付けもありません。
組織を作るということ、仕事を任せるということ
今年は会社の業務が一気に拡大しそうです。というかさせます。
そこで悩ましいのが、どう組織を作っていくか、ということです。どう仕事を任せていくか、といってもいいかもしれません。僕が仕事を抱えている限り人は育たず、組織も育ちません。頭ではそうわかってるんですが、なかなか難しいです。
幸い会社の基幹業務であるプログラミング自体に関しては、最初から僕が(圧倒的な差で)一番できない人なので他の役員にまかせっきりにできているのですが、まだまだ僕が抱え込んでしまっている業務も多いです。
業務提携進めたりとかはまだ当分の間は僕が担当する以外どうしようもないと思うのですが、資料作ったり、案件の進捗管理したり、お客さんの精神的ケアをしたりという日常業務の範疇に入ることは、ひとりひとりのスキルアップの意味でもできるだけまかせられるようにしていきたい(特に今いるメンバーは基幹人材になってもらいたいですから)。
ただ、任せることによって一時的に業務効率は下がることが多いです。最低限の効率を維持したまま、社員のモチベーションを損なわずにそれをどう乗り越えるか。
これから先の1年は組織作りという点で、生みの苦しみの年になりそうです。
わかりやすい資料作りって難しい
仕事の中ではまあ資料作りってやつが結構なウェイトを占めてくるわけですが。
これが難しい。
わかりやすさっていっても、どんな人にどんな環境・状況・時間で説明するのかによって、同じことを説明するのにしても構成をまったく変えないといけないことがあります。
そういう想定力ってかなり属人的なもので、うまく(どういう風にしたらうまくできるのか)伝えるのが難しい。
僕自身どこまでできてるのかはともかく、社内の皆にできる限りのことはシェアしたいと思っているのですが、どうしたらいいものか。。。
体育会の学生さんを評価する?
うちの会社なんてまだまだ評価してもらう側で、こちらから評価するなんておこがましい話なんですが、僕個人として感じていることを。
昔からひとつ不思議に思ってることのひとつに、「体育会系の学生は高く評価される」っていわれてることがあります。
僕自身、大学時代は一応体育会の部活を引退までやってたのですが、その部活の後輩と会うと正直、傾向としては他のところで会うイベント企画とかチャラチャラやってる学生さんと比べてかなり見劣りするなあと思うことが多いんですよね。。。
先日もある後輩からこういう企業に興味があるので可能なら誰か紹介してくれないか?という依頼があったので(そういう依頼をちゃんとしてくるのはえらいと思います)、元同級生に連絡を取って、連絡本人からよこしていい旨了解してもらいそのこととその元同級生の連絡先を伝えたのですが、結局連絡はしなかったようです。僕のかなりいい加減な対応にも問題はあるのでしょうけど、会社経営者という立場でわずかでも時間を割いて取り次いでいるのだから、そこはどうにかしてほしいところ。
もちろんそれは彼個人の問題で部活のことではないのですが、他のその部活の後輩(今の現役の子らはあんまり知りません、2~3年前までくらいの情報を基準にしています)や、他部、他校の人でも、体育会の部活出身者は印象が良くないことが多いです。
たぶん、僕が印象いい、悪いって評価しているポイントと、体育会系の人がほしいっていってる企業の担当者の人が評価しているポイントが違うんだと思います。つまり「何も考えていない感」をプラスに評価するかマイナスに評価するか。
僕らみたいな仕事をしていると、ただ黙々と何も考えずに与えられた仕事をこなす人は要りません。だから「何も考えていない感」はそれだけで致命的なマイナス評価につながる。
一方、業種によってはそれが大してマイナス評価につながらず、根気強さとかのプラス評価のほうが活きてきたりする。
もちろんこれは僕が少ない自身の経験から漠然となんとなく感じていることに過ぎず、さらには結局評価の対象は個々人であり、体育会の部活全般に、クリエイティビティを抑圧するような空気、雰囲気がある傾向がある気がする、という程度のことで、だからどうってことはありません。そういう環境にいる人は、視野が狭くならないよう、体育会の部活をやってることがメリットにだけなるよう頑張ってほしいなあと思うだけです。
IT業界研究会@京大VBL
というイベントに、来週19日に出展します。まだ残席はあるようなので興味のある学生さんはぜひ参加してください。
会社説明会?的なことをするのはこれが初めてになるのかな。今までやった記憶ないので多分そうです。
SOY CMSの認知度も上がってきて、今度は採用とかベンチャー企業としての認知度向上とかも積極的にやっていかなければならないタイミングが来ている中、ちょうどいい機会なのでしっかり準備していこうと思っています。
どういう仕事を増やしていくか
どういう仕事を増やしていくか、というのは経営上結構重要な判断事項です。
たとえばうちでは客先常駐の仕事は全部お断りしてるんですが、会社としての売り上げを伸ばしやすいというメリットがあるのはわかります。ただ、僕らとしてはちゃんと売り上げ以外にも組織に財産が残るような仕事の進め方をしたいので、そこはやりたくありません。
一方、うちは受託の仕事は依頼があれば積極的にやっていますが、「受託は絶対やらない!」なんていう会社もあります。確かに受託の仕事が増えると自社サービスの開発が遅れたり、中途半端に金回りがよくなって満足してしまったりという問題があるのはわかります。ただ、僕らは基盤作り自体を仕事にしているので具体的な事例の経験は貴重だと思うから引き受けるようにしています。
そして、そういうレベルならまあ明らかに「こうすればこうなる」みたいな方向と結果が想像しやすいのですぐに判断は決まり、ブレることもないんですが、同じ受託の仕事でもその内容や性質によって悩ましいところが結構あります。
たとえば、Web制作の依頼もたまに来ます。Web制作といってももちろん僕らのところに話が来る以上CMSがらみなので、その仕事にはざっくり分けてデザイン側の仕事ととシステム側の仕事が混在することになります。うちが強いのはシステム側なので、できるだけシステム側に注力したい。制作会社さんがお客さんのツールを提供しているのだから、お客さんの競合になる仕事はしたくない(うちが制作会社になるようなことはしたくない)。だからこちらがフロントにたった方が安全だと思われるような案件以外は、SOY CMSを使ってくださってる制作会社さんを紹介することにしています。
ただどこまでがデザインでどこまでが開発なのか、線引きは難しいことも多く、デザイン会社さんとのお付き合いを上手にするためにも、もうちょっと社内のデザイン力を上げる(デザイン担当者を採用する)ことは必要なのかなと思ったりもしています。
もうひとつどうしようかな~と思っているのがCMSの組み込みの代行です。HTMLまでは作るから、あとお客さんが使えるようになるところまでやってくれ、という。これ、依頼多いんです。もともとSOY CMS自体、他のメジャーなCMSに比べて組み込みが簡単に・短時間で行なえる、使用するのに必要な知識・スキルが少ないことを特徴としているものなので、できたら制作会社さんで組込みも全部してもらいたいところなので、あまり積極的には引き受けてこなかったんです。
でも考えてみると、二年もやってるとこちらにも構築・運営のノウハウがたまってきてるので、それなりに価値あるサービスが提供できるんじゃないかなと最近思えてきました。なので、これからは積極的に受けていこうと思います。こんなところでアレですが料金はテンプレート作成(HTMLが出来上がったところからの加工)でこんな感じを考えています。
標準ページテンプレート・・・ 10000円/枚
ブログページテンプレート・・・10000円/枚
ブログページテンプレート3種セット・・・20000円
あとは導入支援もろもろのサービス表を作成中です。よくある小規模な企業サイトでCMS組込みをこちらで全部担当するので5万円~20万円くらいになる感じでしょうか。
日本人は質問しない?
この記事を読んだのですが、、、
日本以外の大学・学校を知らないし、日本の中でもあまり一般的じゃない学校しか知らないのでなんともいえないんですが、
日本社会においては、「目立つことや人と違うこと」を「恥ずかしいこと」であると解釈する文化的コードが存在しています・・・現状そうなっていることに疑義はありません。
って本当でしょうか?あんまり僕はそういう気がしません。すくなくとも一定数そうでない人がいるのに、「日本社会においては」なんて一般化してほしくない。
僕も今、講義でこそないもののちょっとしたセミナーではお話する機会がちょくちょくあるのですが、質問はかなり積極的にしてもらえます。社会人は少なくともそういうルールで動いていない。就職活動のセミナーなんかで見る学生さんの様子も、そうじゃないです。聞いておいたほうが良いと思えばみんなちゃんと聞いている。
僕はどちらかというと、「質問という行為自体」より「質問の質」のほうがポイントなんじゃないかな~と思います。当然ですが、質問の余地がないほどちゃんと理解されたことに関しては質問は出ません。問題は、理解できていないことについてです。で、理解できていないことについてはざっくりと分けると二つある。
・説明にあったことが明白で自分以外の人は理解できていると思われること、説明を聞き逃してる可能性があること
・説明の内容を踏まえて発展的に出てきた疑問
前者だと、みんなの時間を使うのはもったいないと萎縮してしまうことはありえるでしょうし、後者でもマニアックな話は後でゆっくり聞きにいこうとなると思います。
問題は、「どこまでがわかっていて当然のラインなのか」「どこまでがわかっていないのが当然の、マニアックな質問と思われるラインなのか」ということに関する線引きです。
そこのコントロールがちゃんとできていないから、質問しようにもそのきっかけがつかみにくくなっちゃってるんじゃないかなと思います。先に述べたラインにはさまれる幅は場のつくりかたによって変動するってことです。
欧米なんかだと、他民族、多文化が前提になるのでその(なんとなくその場で共有される)線引きが質問をする、という側にぶれやすい。日本だと、割と均質なのでしない、という方にぶれやすい、というのはあると思います。ただ、あくまで場のコントロールの問題でしょう。多分、恥の文化とか、そんな大雑把なことじゃない。
数学が得意?不得意?
昨日の理系女子Cafeで、数学が得意だから理系、不得意だから文系って話が出てたんですが(うちの彼女もまさに数学ダメだから文系に行ったって言ってました)、高校生が思う数学の得意不得意って、本当の数学の得意不得意とはちょっと違う気がするんですよね。
なんというか、僕も高校んときは数学苦手だと思ってました。でも、今考えると明らかに得意な方。
じゃあなぜ苦手だと思っていたかというと、計算の速度・精度がダメだったからなんですね(昔書いたブログ記事)。それらができないと点数が伸びない。しかし、そういうところって結局訓練の量次第で誰しもがある程度は改善できるので、本質的なとこじゃ無いんです。
そうじゃなくて、証明問題等でいかに構成を考えられるかの方が大事です。そっちは得意だけど計算がダメだから理系は諦めようという人がいれば、受験までの間だけは辛抱して計算の練習をすることを強くおすすめします。
逆に、計算は得意だけど証明問題は苦手、できるだけ暗記で済ませたい、って人はあんまり向いてない可能性が高いように思います。
結局、高校のカリキュラムがあんまり良くできて無いんですよね。。。本質的な構成を伝えることを放棄して、表面だけ丸投げという形になってる。
理系女子Cafe行ってきた。
http://www.empublic.jp/rikejocafe/
女子じゃないんですが、、、昔からお世話になってる方が何人か主催含め運営にかかわってらっしゃるのと、うちの会社としても早いこと女子エンジニアを採用したいのでなんか参考になること無いかなと思ったのと、社会と学生の情報格差改善には全般的に興味があるのとで、ちょこっと最後の一時間弱くらいですが見てきました。
感想としては、結局悩みに大した男女差なんてないんだなあということがひとつと、結局それの原因になってる社会と大学、大学と高校との情報量の差というのは深刻だなあということがあるんですが(理系でたからって研究者になる人は実はそう多くないとか、工学部と理学部は全然違うところだとか)、女子の場合進学時の志望学部を決める時点で色々圧力(理系なんか行ったら後がしんどいから文系行っとけと親に言われる、など)が存在するんだなというのは僕としては新しい発見でした。
ちょっと話がそれますが、僕はそもそもとしては理系文系ってくくりはヘンなものだと考えています。この前こんな記事が出てましたけど、僕としてはこの区割りもあんまり本質を捉えていないと思っています。たとえば前に書いた気がしますが、経済学は生態学の一分野の、ヒトというサルが構成するサル山の様子を経済という切り口で観察する学問、もしくはコントロールを与える技術、というのが正しい位置づけだとかそんなことです。
とはいえ、そんなこと言い出したらわかりにくくなってしまうので、「理系女子」というわかりやすいアイコンの価値はきわめて大きいと思います。理系男子としては、理系女子、特に非生物系の人はほんと増えてほしいので、うまく行ってほしい活動です。今後もウォッチは続けていこうと思います。
高校生女子でこのブログ読んでる人なんていないと思いますが、もしいればぜひとも理系に進んでください。ロースクール行きたいとかそういうのじゃなければ、選択肢が増えることはあっても減ることは絶対無いです。女子少ないと不安とかあるかもしれませんが、どうせ大学なんて講義とかで縛られる時間はたかが知れてて人と接する機会は課外のほうが多いので(そもそも講義中は隣の席なんて関係ないですし)、大した問題は無いと思います。研究室に入ればそもそも少人数だから(まともなとこなら、本人の性格にもよりますが)性差意識することなんてあんま無いはずです。
コメント受付に関するお詫び
コメント受付フォーム、テンプレートを入替えたときにコメントスパム対策のキーワードを書き換えるのを忘れていました。(設定は変えていなかったけど、テンプレート上に書いておくキーワードを直していませんでした)
コメント投稿しようと思ったけどできなかった方いらっしゃれば大変申し訳ありません!
開発元なんだからこういう運用は注意深くしないといけないですよね、反省。




