世代間格差
先日も世代間格差についてちょろっと書いたけど、最近それ関係の議論をよく目にするようになった気がする。
正直遅すぎると思う。やはり人間ってのは今のように切迫した状態にならないと真面目に問題に向き合わないものなんだろうか。mixiやオフラインのイベントなど半クローズドな場所では数年前から同じような趣旨のこと(今の仕組みがいびつであること、有権者の年齢構成的に改革が絶望的であること)を言ってきているのだけど、僕より下の世代でさえ「今の日本を築いてきたのはお年寄りなんだから。。。」なんて反応が少なくなくて、そんな次元の問題じゃないんだということがあまり伝わらないこともあった。今後は状況は変わってくるんだろうか。お年寄りを大切にするかどうかではなく、子供たちにどんな国を残せるかなんだ。
とはいえ、僕自身この問題に関してよい解決策というのが思い浮かんでいるわけじゃない。まあ全く無いというわけではないけど今の時点で公の場で書く気になれるものじゃない。。。
さらに言えば、問題意識が共有されたところでどうしようもない気もしている。
少子化に関して大学の全入化という問題があるのだけれど、18歳人口の現象なんてものは18年も前に限りなく高い精度で予想できたことなんだ。それなのにまともな対策がほとんど何も取られていない。
つまり、人間っていうのは悪い状況になることが確実であってもそれが目の前に抜き差しならない状態として迫ってこない限りは何もしないものだといえる。個々人は理性的に見えても集団となると色々な問題が複雑に絡み合って全く理性的じゃない振舞いをする。
良い未来を作るために、できることって何か無いんだろうか。
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==追記==
肝心の論点的なこと書いてなかった。
問題の本質理解するには、難しい経済学なんて何もいらない。そんなの却って頭混乱させるだけ。
前のエントリーで少子化対策は手遅れって書いたけど、そういう簡単な思考実験をしてみるだけで何が問題かはわかると思う。
結局は支える人と支えられる人とのバランスなんだ。
小飼さんの紹介してらっしゃる本は読んでないので(また機会があったら読んでみたいと思う)詳しいことはわからないのだけど、積み立て方式の他にも「完全税方式にした上で、全人口に対する年金需給人口比を決めてしまって、毎年そこから算出される基準点以上の年齢の人にだけ年金を給付する」なんて仕組みも理論的には持続可能なはず。基準点前後の年齢で収入が不安定になるという問題はあるけど、適当に緩衝する方法は考えればいくらでもあるだろう。
年金の需給年齢を上げて、その代わりその年まで働けるような環境を作ることは高齢者にとってもプラスの面が多いんじゃないかな。
あと、厳しいことではあるけど、お年寄りはどんな環境に現在置かれているかについて、少なからず本人自身の責任がある。それに対して子供は生まれる環境を選べない。だから本当は子育てのコストは年金以上にもっと社会全体で負担しないといけないものだと思う。その辺、大きな発想の転換を求められている気がする。






