ここのところちょっと思い立って、はてブの人気エントリーに関連する記事を毎日書くようにしています。
きょうはこれ。
天才でない普通の人間でビジネスアイデアを量産するワザ
桁外れのインプットがアイデアを生む、というのは全くその通りだと思います。引き出しが多いと、それだけ柔軟なパターンマッチングが可能になります。僕の場合は、中高の時に毎日必ず何かしらの本を1冊以上読むというのを6年間続けたのですが、それを通して身についた知識には色々助けられています。
ただ何点か付け加えたくなるところがあります。
まず、天才でない人でも、、、ということですが、天才の人のinputの量は半端ではないです。学生時代から色んな分野の天才と言える人を見てきましたが、皆本当にすごい量をinputしています。彼らにとってはそれ(input)自体楽しいことだからまったく苦にならない。当然の結果として非凡な量になる。
あと、一番大事なことですが、そもそもビジネス分野における独創性ってなんだろうか?という問題があります。独創的でありすぎても理解を得るのがそれだけ難しくなるため、ビジネスになりません。その点組み合わせであれば、それを伝えたら済みます。もし独創的なアイデアにめぐり合えたとしても、それを他の人がわかるレベルまでデチューンしないといけない。これは才能よりもinput量がモノをいう作業だと思います。
結局input量が大事であるという結論には何も変わりはないんですが、ここでもうひとつ思うところがあるんです。
それはoutputもなければinputもうまくできないのではないか、ということです。
inputするときも当然のことですがただ詰め込むだけではだめで、情報を整理していかなければなりません。多量のinputがあれば勝手に整理の方法が身につくものだと以前は思っていたのですが、色々人にあってみて「知識はあるけど活用できていない・理解できていない」人が少なくないことを知りました。そういう人は整理が下手です。で、一番整理の訓練になるのがoutput。もちろんoutputされたものは正しい批判の洗礼を受ける必要があります。出しっぱなしでも意味が無い(ひとりよがりのblogをつけているだけでは力は身につかないというのはよくわかることだと思います)。
そうなると、大事なのは議論の場です。outputを出してそれに対するフィードバックを受け取ること。その仕組みを、人生の早い時期に作るのが非常に大切なことになるんじゃないかと思います。情報の整理が得意になれば、同じ量のinputでもその価値は数倍違うものになります。文章を読むの自体速くなりますしね。
今日ちょうど学生新聞のインタビューを受けたのですが、僕の場合は中高時代関わった新聞委員会の活動が非常に役に立っています。各自記事を書いて相互添削する。また、関西一円の同様の活動をしている高校生を集めて、どうすればよい記事が書けるかディスカッションする。レベルこそ子供のそれでしたが、そういう機会を10代で持てたというのは非常に幸運だったと思います。話をしていると、同世代でもほとんど議論をしたことが無いという人がすごく多い。
そんなの勿体無いので、今だったらWeb上でもいいんですから、議論しましょう、議論。