アーカイブ[2008年9月]

走りながら見えてくること

SOYCMS正式版リリースからもうちょっとで半年、おかげさまで走り出しは順調です。

 

しかしまあ、社内で仕様を検討して開発を進めている段階に比べて、公開して実際に使ってもらった感想を教えてもらえる今とでは全然見えるものが違ってきますね。

 

リリース当初は「普通の企業サイト」に向いたCMSのつもりで中小規模サイト向けとPRにも書いたのですが、今はポータルサイトやニュースサイトの構築にも向いているなど、把握しきれていなかった特徴が色々わかってきています。

 

もちろん弱点も見つかるのですが、想定していない弱点があること自体が想定内です。それは順に潰していけば済むことです。それにくらべて想定していない良い特徴が見つかるのって本当に想定外なんですよ。

 

作った人だったら最初からわかっておけよと仰るかもしれませんが、わからないものなんですよ、それが。

 

そう考えると、よく言われることですが、まずはとにかく始めてみてあとは走りながら考えるって大事だな~って思います。事業自体もそうだし、その中での個々のプロジェクトでもそう。

ビジネスアイデアの出し方

ここのところちょっと思い立って、はてブの人気エントリーに関連する記事を毎日書くようにしています。

 

きょうはこれ。

天才でない普通の人間でビジネスアイデアを量産するワザ

 

桁外れのインプットがアイデアを生む、というのは全くその通りだと思います。引き出しが多いと、それだけ柔軟なパターンマッチングが可能になります。僕の場合は、中高の時に毎日必ず何かしらの本を1冊以上読むというのを6年間続けたのですが、それを通して身についた知識には色々助けられています。

 

ただ何点か付け加えたくなるところがあります。

 

まず、天才でない人でも、、、ということですが、天才の人のinputの量は半端ではないです。学生時代から色んな分野の天才と言える人を見てきましたが、皆本当にすごい量をinputしています。彼らにとってはそれ(input)自体楽しいことだからまったく苦にならない。当然の結果として非凡な量になる。

 

あと、一番大事なことですが、そもそもビジネス分野における独創性ってなんだろうか?という問題があります。独創的でありすぎても理解を得るのがそれだけ難しくなるため、ビジネスになりません。その点組み合わせであれば、それを伝えたら済みます。もし独創的なアイデアにめぐり合えたとしても、それを他の人がわかるレベルまでデチューンしないといけない。これは才能よりもinput量がモノをいう作業だと思います。

 

結局input量が大事であるという結論には何も変わりはないんですが、ここでもうひとつ思うところがあるんです。

 

それはoutputもなければinputもうまくできないのではないか、ということです。

 

inputするときも当然のことですがただ詰め込むだけではだめで、情報を整理していかなければなりません。多量のinputがあれば勝手に整理の方法が身につくものだと以前は思っていたのですが、色々人にあってみて「知識はあるけど活用できていない・理解できていない」人が少なくないことを知りました。そういう人は整理が下手です。で、一番整理の訓練になるのがoutput。もちろんoutputされたものは正しい批判の洗礼を受ける必要があります。出しっぱなしでも意味が無い(ひとりよがりのblogをつけているだけでは力は身につかないというのはよくわかることだと思います)。

 

そうなると、大事なのは議論の場です。outputを出してそれに対するフィードバックを受け取ること。その仕組みを、人生の早い時期に作るのが非常に大切なことになるんじゃないかと思います。情報の整理が得意になれば、同じ量のinputでもその価値は数倍違うものになります。文章を読むの自体速くなりますしね。

 

今日ちょうど学生新聞のインタビューを受けたのですが、僕の場合は中高時代関わった新聞委員会の活動が非常に役に立っています。各自記事を書いて相互添削する。また、関西一円の同様の活動をしている高校生を集めて、どうすればよい記事が書けるかディスカッションする。レベルこそ子供のそれでしたが、そういう機会を10代で持てたというのは非常に幸運だったと思います。話をしていると、同世代でもほとんど議論をしたことが無いという人がすごく多い。

 

そんなの勿体無いので、今だったらWeb上でもいいんですから、議論しましょう、議論。

「ハエたたきが当たらない」その理由が判明

「ハエたたきが当たらない」その理由が判明

というニュースがありましたが、、、

 

更なる問題はハエがどうやって危機を探知しているか、ですね~

 

人間だったら視覚刺激に対しては100ミリ秒では反応できません。聴覚でやっとこさ。その点、ハエはどのような感覚への刺激をもとにして回避行動をとっているのでしょうか。

 

この研究は当然ながらハエ叩きの方法の研究じゃなくて、ハエの情報処理能力についての研究だと思うんですが、それはさておきとして、ハエがどのような知覚にどのような反応をするかがわかればよりよいハエ叩きの開発が可能になると思います。記事では「ハエの現在の場所をたたいてもダメ。ハエが逃げるべきと判断した方向の、ちょっと先の方を狙うべき」とありますが、0.1秒の間にハエが最適な方法を計算するんでしょ?じゃあ「逃げるべきと判断した方向」ってどっちなのよ、という。

 

でもねえ。やっぱりそれより無益な殺生はダメだと思うんですよ。いいじゃないですか、ハエくらい。家の中に発生源を作らなければ、出て2、3匹でしょ?ほっておいてもすぐいなくなるでしょう。叩いて殺したら、その後始末の方が大変です。