iPhoneとツイッターで会社は儲かる!
かも日記 for iPhone
昨日はEC Studio 山本社長の出版記念パーティに参加させていただきました。
山本さんには色々お世話になっているのはもちろんなのですが、本書の中でも触れていただいていますが、出版に際してちょっとだけご縁があった本なので予約の状況が良いようなのはうれしい限りです。
で、出版記念パーティでは発売前の本をお土産にいただきました。夜の飲み会でもまた頂戴したので、あわせて2冊、彼女ももらっていたので計3冊あります笑
内容も一通り読ませていただいたのですが、EC Studioさんの取り組みが色々とよくわかる内容になっています。タイトルはiPhoneとツイッターですが、それを超えたIT経営への思いが伝わってくるので、良くある流行ものをあつかっただけのビジネス書というよりは、もっと一般的な内容の本だと思ったほうがいいです。
ぜひ一度ご覧になってください。
せっかくなので僕個人としてのTwitterとiPhoneについての考えをちょっとだけ述べたいと思います。
Twitterについてはリリースすぐに一度アカウントをとっていたのですが、何が面白いか全然わからず、ずっと放置していました。ちゃんと使い出したのは2008年の春ごろだったと思います。復帰のきっかけは周りでTwitterユーザが増えてきたからです。
会社での利用状況はというと、社内に関しては今のようにはやる前から皆、全員が使ってたようです。もともと会社のカルチャーとして何でもオープンな感じなので、そこで何か変わったことがあるかというとよくわかりません。ただその点よくよく考えてみると、コミュニケーションのとり方としてTwitterは革新的なメディアだとは思うのですが、確実に以前から存在している流れの延長線上にあるものなんだろうと感じています。どういうことかというと、公私、自他、仕事と仕事以外、私生活と私生活以外、社内と社外といったあらゆる境界をあいまいにする、インフォーマルなコミュニケーションの領域を拡大させる、という流れです。
Twitterでは何気ない、意味の無い情報を気兼ねなく流すことができますが、昔参加していたMLなどでもそういった運用をしていたものがあります。どうでもいいことを友達にメールする、返信も(あんまり)期待しない、というのは30歳以下くらいの世代だったら多分経験してると思います。程度の差はありますが、向いている方向は同じでしょう。
この流れ自体は多分決して新しいものではありません。むしろすごく古いもののようにも思います。ただ、昔だったらコストがかかっていたものが安くできるようになった。形に残る、文字によるコミュニケーションが主体になった。時間の制約が減って、業務時間内にも入り込んできた。
だから、Twitterの導入で会社が変わるというよりは、会社(というか社会)が今後どんどんあいまいさの海の中に溶けていく必然の中でリリースされ、流行したのがTwitterなんだろうと思っています。
なので、結局考え方の順序だけの問題なのですが、会社のメンバーのアカウントは個々人のごく私的なものだという認識をしており、それを会社の活動に活かそうとは考えていません。私的な活動が、結果としていい方向に向かう力になればいい。社内でお互いのアカウントを知っている必要も無いと思っています。
iPhoneに関しては先日、社内での普及率が50パーセントを超えたのですが、僕はずっと買わないつもりです。理由は、一般の人の視点からできるだけ離れないようにするため。もちろん普通の携帯もiPhoneも両方持つという方法もあるのですが、普通の携帯しかもっていない人が大多数である以上、持たないにこしたことは無いと思っています。Twitter利用なんかもそうなんですが、僕らみたいなポジションで仕事をしていると(悪い意味で)「進みすぎてしまう」ということが良くあります(先に述べた内容は、会社がTwitter流行前からTwitter的コミュニケーションが当たり前だったからこそ言えることです)。ごくごく一部の人の中でしか常識になっていないことを常識と思ってしまう。それを避けるためには、社内で一人は素人がいたほうがいいでしょう。
そう、TwitterとiPhoneでは僕は逆の視点で考えているんですよね。人が道具を選ぶか、道具が人を変えるか。
自分にとって何が「当たり前なのか」把握するってことが結局一番大事なんだと思います。
社会に適応していく上で変化が必要であれば、道具を使うことによって人の側が矯正されることがある。今後もますます加速するコミュニケーションのカタチの変化の上で、iPhoneとTwitterはわかりやすいアイコンだったなと振り返られる日が来るんでしょう。