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古代カルタゴとローマ展行ってきた

かも日記 for iPhone » 雑記

連休中、京都文化博物館で開催中の古代カルタゴとローマ展に行ってきました。

最初は大して展示スペースも広くないのに入場料高いなあと思ってたんですが、行ってよかった!

ポエニ戦争とか、大体ローマ側からの視点でしか本なども読んだことなくて、カルタゴの文化とか全然知らなかったので、オリエント、ギリシャ、ローマ、エジプトのそれぞれの様式の影響も見られる彫刻や細工などの展示は非常に面白かったです。

しかしほんと、時間の流れって均一じゃないんですよね。あれだけの文化が紀元前3世紀とかに栄えてたわけです。当然ながら、ヒトという生物の知的能力自体は今も3000年前も幾分も変わらないと想像されますから、一旦文化が栄えだしたらその時点で限界の技術水準まではすぐに行くのでしょう。

前もこのブログで書いた気がしますが、千歯扱きという農具があります。脱穀の効率を飛躍的に向上するこの道具、構造は単純で、技術的には多分平安期には作ろうと思えば作れたものだと思うのですが、実際に発明されたのは元禄期、1700年頃です。1000年も、だれもイノベーションを起こさなかった。起こせたはずなのに。

結局人の知的営みって、そういうものなんでしょう。一度何かのきっかけがあって爆発し始めたら一定のラインまではすぐに進む。反面、きっかけがなければ延々と停滞する。

古代地中海世界には、きっかけとなる何かがあった。それ以外の世界にはなかった。今でも無い地域には無い。

歴史を捉えるときは均一な時系列で考えないように、単純な進歩史観に捉われないように心がけたいものです。

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