千歯扱きから学ぶこと
千歯扱きとは、脱穀に使われていた農具のひとつ。
上記Wikipediaによると、元禄期の発明らしい。しかし、考えてみるとこの農具を作るために必要な技術要素は、もっともっと前に完成されているものばかりだ。つまり、発明は数百年さかのぼっても良かった。
なのに、実際には発明されたのはたった300年ほど前のことなのだ。
技術の進歩というのは、もともとはそういうものだ。それが近現代では進歩に向かって努力するというのが社会全体のコンセンサスになり、システムが整備されたので一気に加速する。
ぼくらも、微力とはいえ新しいものを作って世に出すことを仕事にしている。進歩を止めないために、その作業の意味はしっかり考えていきたい。