2010年05月12日
西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)
先週読んだ本なんですが、めちゃくちゃ面白かった!辛亥革命~中華人民共和国建国くらいのことは他にも色々読んでたんですが、清朝末の本はこれがはじめてです。
システムが壊れかけた滅亡寸前の老国で、西太后がどうやって権力の座に着いたのか、西太后がどうやって求心力を維持し続けたのか筆者の考えがわかりやすく述べられているのですが、それだけではなくて色々知らなかったエピソードもたくさん載っています。伊藤博文が光緒帝と面会していたとか、顧問として招聘を検討されていたとか。
また中国の反日思想のルーツへの言及は、たしかに納得できるものです。
西太后は女性だからとか、中国の文化とはこういうものだ、とか、ちょっと先入観入って無いか?と気になるところはありますが、ぜひ一読をお勧めします。
コメント
私も読みました
歴史の本なのに、珍しく楽しく読めました。
国家の命運は、やはりトップしだいなのですね。
やはり最近は、中国が拡大政策をとっているので、反日愛国が怖いと感じました。
まずは敵を知ることが必要とすれば、この本はよい本だと思いました。
2011.07.10本のソムリエ
コメントありがとうございます
反日愛国が怖いというか、国家が利己的に動くのは当たり前なので、そこはお互い様としてわかったうえで、上手く相互の利益を最大化するよう付き合っていかないといけないのだと思います。
敵を知るということは、己を知る、敵から見た的=己を知る、ということでもあります。
究極的にはいかに敵を敵としないか。
歴史には学ぶことが多いです。
2011.07.27furusho

