昨日は大阪で開催されたインクルーシブデザインワークショップに参加してきました。

 

 

ワークショップのコンセプト等は案内

http://www.re-creators.jp/inclusive/200811/

http://www.symlab.sys.i.kyoto-u.ac.jp/incl/

をご覧いただくとして、下記感想を徒然と。

 

このイベント、参加させていただいている関西のWebデザイナーさんのあつまりRe:Creators Kansaiと、僕が学生時代からお世話になっている京大の塩瀬先生のユニットとの共催という形だったため、僕にとってはなんとも不思議な感じでした。

最初リクリの小嶋さんから話があった時には知ってる先生が似たようなことをしていますよ~と聞き流していたんですが、詳しく見てみるとまさにその先生w

世間の狭さを感じる瞬間。昨日参加していた片井研の学生の方も、なんで僕がいるの?と驚いてはりました。

 

さて、そんなことはどうでもいいとして内容について。

 

5つのテーブルのうち4つは視覚障害者の方と一緒に、あとひとつのテーブルは四肢が不自由な方と一緒に携帯電話のデザインに取り組んだのですが、僕は最後のテーブルでファシリテータをさせていただきました。その方は四肢が不自由といっても携帯電話自体はかなり使いこなしていらっしゃったため、何か抜本的な、パラダイムの転換を求めるというよりは今ある携帯をベースに基本的なユーザビリティを向上させる方向に話が行きました。

たとえば、片手で操作できるデザインと両手でないと操作できないデザイン。右利き向け、左利き向けのデザイン。また、握りやすさを考えた厚さはどうか。

これは後で塩瀬先生からいただいたフィードバックなのですが、参加者が皆同業者ということもあってか、少々アイデアが小さくまとまってしまったという問題はあったと思います。

それでも、たとえば昔の高級カメラなんか握りやすくするためのグリップがオプションで販売されていたりしたのですが、携帯電話にもそういったものがあってもいいんじゃないかといった、あまり気づかなかったところを意識できたと思います。

 

それにも増して、そもそもワークショップの一番の目的なんだと思いますが、障害者の方も一緒になってものづくりのことを考えるというのは非常に良い経験になりました。

 

学生時代、同じ塩瀬先生の関係で障害者の方に関わる研究に参加させてもらったことがあって、そのときにも感じた事なんですが、障害なんて結局グラデュアル(たとえばオリンピックの陸上選手から見たら100m走るのに20秒かかるのは障害に等しいかもしれない。体は健康でも日常的に大きな荷物を持ち歩かなければならないと街の構造が非常に恨めしく思える。。。etc.)なんですよね。

法的には色々定義もあるのかもしれませんが、障害者だからこう、こうだから障害者、というのではなく生きていけるような社会になればと思います。

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