エコってなんなんだろうか。
ありがちな内容だけど、、、エコってなんなんだろうなということについて。
ハイブリッドカーが新しくリリースされたり、エコポイントとか導入したりしていて、反面それってホントにエコなの?という問題提起も良く聞くようになった。
そもそも、エコ、エコというけれど、語源は当然エコロジー(生態学)であり、それの誤用が広がって「環境を考えること、環境にやさしくすること」という風な意味合いとして定着した言葉だ。
じゃあ環境にやさしいって何かと考えると、「自然的なもの」というまあ漠然とした事を想定して、そこからあまり離れないこと、という事だろう。
で、もうちょっと掘り下げると問題になるのが、何が「自然的なものなのか」という定義がそもそも難しいこと、本当に何が「やさしいこと」なのか専門知識が要求される場面も多く一般人には判断が難しいこと、短期的な視点で「やさしいこと」と長期的な視点での「やさしいこと」が背反することがままあること、の三点だろう。
最初の一点は多分原子力とかで一番問題になる部分だろうけど、まあおいておく。
二番目の点も、これは専門家が地道に啓蒙活動をしていくしか仕方ないところだと思う。
問題は三点目で、これは難しい。専門家でも予想しきれない部分がある。特に、技術開発が絡んでくるともはや予想自体不可能といっていい。そして、全般的に経済活動とのバランスが問題になる。
これは非常に皮肉というか、面白いことなんだけど、エコのそもそもの語源は「生態学」であり、そして「経済学」は「生態学」の一分野だ。そんなこと教科書には載ってないといわれるかもしれないけど、疑いの余地なく「ヒト(Homo sapiens sapiens)」という動物の生態を、経済という尺度で観察し、モデリングすることを目的とした学問といっていい。
今後地球がどうなっていくかというと、結局のところなるようにしかならないだろうし、(ヒトという動物の習性も含めて)自然の摂理を信じるしかないということになってしまうのだけど、人間の力(動物としてのヒトを超えた何かしらの理性を想定して)でできることは何かないのかと考えるのであれば、まずは学問体系の再構築が必要になってくるんだと思う。
本来だったら同じものを扱っている(というか包含関係にある)はずの二項が対立しているように見える構成はちょっとヘンだ。専門家は分かってやってればいいんだろうけど、それ以外の人にとってわかりにくすぎる。




